縁側日和を楽しみにしてくださっている皆様、
本年も縁側日和の開催に向けて様々な準備を進めてきたのですが、クリアできない諸々の事情により開催が難しくなってしまいました。
楽しみにしていただいていたお客様や出店者の皆様のご期待に沿えず本当に申し訳ございませんが、2019年の縁側日和の開催は中止することになりました。
開催中止の理由は、運営体制のことや予算不足など色々あるのですが、個人で出来る範囲を超えてしまった、抱えきれなくなってしまった、というのが大きな要因です。
埼玉県内で活動する素敵なモノコトヒトを紹介する中で、暮らしの楽しみ方を提案し新しい休日を作ろう、とはじめた縁側日和でしたが、続けてきた5年間で本当に多くのお店や作家さん、生産者さんを紹介するコトができましたし、想像以上のお客さんが来てくれて楽しんでくれていたと思います。自分たちの良いと思うものを知ってもらって喜んでもらった、そんな風に価値観をシェアできたことは、とても嬉しく誇らしいです。やっていてよかったと心から思います。きっと埼玉にはまだまだ沢山の面白いモノコトヒトがあるはずなので是非まちに出て探してみてください。
自分たちのやってきたことはとても価値のあることだと信じているし、出来ることなら続けたい、むしろ続けなければ!とも思うのですが、現実的に継続していくための体力や予算、体制を用意することが出来なくなってしまいました。
続けることが重要だと思っているので、今回の中止で終わり、ということではありません。今後どうにか続けられるように体制を整えて、場所や形や名前が変わったとしても、何かしら面白いことをやれるようにするつもりです。楽しみにしていてください。
そして縁側日和を一緒に作っていきたい、無くしたくない、もっと楽しみたいという方は、是非一緒に作る側になってみませんか?ものを作る人も大切ですが、それを伝える人というのもとても大切な役割なんです。ただのお店のファンだった私は、「お店をやっていない人だからこそ出来る役割がある」ということを縁側日和の5年間で実感しました。あなたが何かを好きだということを、人にも伝えられるように、そういう場所を作っていく。仕事になるかは分からないし物凄い大変なんだけど、必要な役割なのです。今よりも楽しい未来のために。もしも興味があって一緒にやってみたいなー手伝いたいなーと思う方はご連絡ください。お待ちしております。
いやー、五月が忙しくないのはとても寂しい気がしますが、きっとすぐに何かが始まることと思います。おもしろいことが出来ますように。ひとまずこれまでの縁側日和に関わってくれた皆様、本当にありがとうございました。
縁側日和/ツカノマ
渡部 勇介